はじめに:「老健に入所するかも…」と思ったら
「老健に入所することになりそう」「申し込みを考えているけど、何を準備すればいいの?」 そんな不安を抱えるご家族に向けて、この記事では入所前に確認しておきたい“保険証類”の準備についてお伝えします。
入所前に知っておきたいことシリーズのご案内
この記事は入所前に知っておきたいことシリーズ②です。
ご自身の状況に合わせて、気になる記事から読んでみてくださいね🍀
🔹 「今すぐ申し込みたいけど、誰に相談すればいいの?」 → 老健に入所するには?家族が知っておくべき3つの準備と心構え|現役ケアマネが解説①
🔹 「急に入所って言われたけど、何を準備すれば?」 → 老健に入所するには?家族が知っておくべき3つの準備と心構え|現役ケアマネが解説②
🔹 「空いてる施設って大丈夫?見学で何を見れば?」 → 老健に入所するには?家族が知っておくべき3つの準備と心構え|現役ケアマネが解説③
それでは、はじめます🍂
急な入所でも慌てないために
老健に限らず、施設申し込みから入所までの期間は、施設やタイミングによって大きく差があります。
場合によっては、「今週中に入所できます」「来週にはどうですか?」と、 思いがけず急な提案を受けることもあるんです。
そんなとき、 「えっ、急に言われても…!」「何それ、そんな時間ないよ…!」と心が乱れてしまわないように、 どの施設でも共通して求められる保険証類だけでも、あらかじめ確認しておくと安心です。
確認・提出を求められる主な保険証類
①介護保険被保険者証
要介護認定を受けていることを証明するものです。
老健への入所は要介護1以上が対象で、要支援の方は入所できません。
入所時には原本の提出が必要となるため、紛失に注意し、大切に保管しておきましょう。
※介護保険証が更新中で手元にない場合でも、 市町村から仮の証明書(暫定証明書)や更新受付後の元々の介護保険証が届いていることがあります。 更新申請後の流れがわからなくなってしまった場合は、 申請を依頼した居宅ケアマネジャーや医療ソーシャルワーカーに確認しておくと安心です。
②介護保険負担割合証
介護サービスの自己負担割合(1〜3割)を示す証明書です。
施設利用料の計算に必要です。
③介護保険負担限度額認定証(※該当する場合)
→ 食費・居住費の軽減を受けるために必要な証明書。
食費・居住費の軽減制度を利用するために必要な証明書です。事前に市町村での申請が必要です。
この制度は所得に応じて対象かどうかが決まり、毎年の申請が必要になります。 また、施設や専門職が代行して申請することはできません。
忙しいとつい後回しにしてしまいがちですが、 役所の窓口での申請が必要ですので、早めの手続きをおすすめします。
④医療保険が確認できるもの(資格確認証など)
2024年12月をもって「後期高齢者医療保険証」の新規発行は終了し、 以降はマイナ保険証の利用が推奨されています。 ただし、マイナ保険証の利用が難しい高齢者には、 代替手段として「資格確認証」が交付され、 医療機関や薬局の窓口で提示することで、一定の自己負担で受診が可能です。
🌿補足
急な入所や体調の変化などで、 「保険証がどこにあるのかわからない!」という事態も起こりがちです。 いざというときに慌てないよう、保険証類の保管場所はご家族の間で共有しておくことをおすすめします。
つづき「シリーズ3へ」どうぞ

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